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【国鉄再建法前】さようならローカル鉄道●世知原臼ノ浦雄別東野井笠法勝寺

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『【国鉄再建法前】さようならローカル鉄道●世知原臼ノ浦雄別東野井笠法勝寺』はセカイモンでdd24bae0から出品され、697の入札を集めて01月11日 16時 52分に、1872円で落札されました。即決価格は1872円でした。決済方法はに対応。兵庫県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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1970年初頭における国鉄・私鉄ローカル線の現役路線と廃止線を北海道から九州までつぶさに紹介。半世紀前の筋金入りの「乗り鉄大先輩」による列車実乗紀行を記録スナップとともに綴った一冊。

誌面構成は「ありがちな鉄道紀行書」ながら、訪問した鉄道路線のレア度と、何気なく挿入された実写カット写真が貴重なものばかりで秀逸。

北海道ではS20年代廃止の士別軌道、元祖レールバスキハ03系が走っていた時代の興浜北線/南線。三井芦別鉄道、旭川電気軌道、留萌鉄道、羽幌炭鉱鉄道についてレポート。そして新十津川は単なる中間駅で石狩沼田まで貫通していた「完全体時代」の札沼線紀行は貴重。

東北以南の国鉄路線ではS40年代廃止の東北の川俣線、四国の鍛冶屋原線、九州の臼ノ浦線・世知原線など、最近の廃線本にはほぼ掲載されない「国鉄再建法成立以前の廃止ローカル線」の営業当時の様子がわかる乗車レポと、白黒ながらも貴重な記録写真のオンパレード。

私鉄や軽便鉄道も充実。木曽森林鉄道、西大寺鉄道や、九十九里鉄道。東濃鉄道、玉野市営電鉄、日の丸自動車法勝寺鉄道。淡路島内を走っていた淡路交通などなど、全国的に知られることもなく廃止された中小私鉄や国鉄ローカル線の写真も数多く収載。

当時の乗車エピソードには、現在ではコンプライアンス上ヤバい内容が笑い話のように綴られており、大らかな時代を感じさせます。

バブル期以降、経済誌やビジネスー手帳で一世を風靡する「産業能率短大」が50年前に鉄道本を出版していたのは驚きです。

昭和47年産業能率短大出版部刊 B6変形判 234ページ当時の帯つき(帯の背表紙側の一部に切れあり)

個人名の蔵書印押印あり。また小口・天に経年ヤケ、表紙汚れなどあります。画像ご確認ください。

【2024.10月以降郵便料金値上げにともなう価格見直しを予定しています】

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